あなたはいつも買い物をするとき、本当に必要だと思うものを買っていますか?
買い物で心の隙間を満たそうとしていませんか?
もし、買い物をやめようと思ってもやめられない状態あるいは現実逃避している状態であれば、それは「買い物依存症」の可能性があります。
特に、女性の場合は日常のストレスや不安を解消する方法に「買い物」という手段を使うことが多いため、女性に多く見られる依存症なのです。
買い物依存症で特に怖いのが借金を作ってしまうことです。
依存状態が悪化すると、少額の買い物をしただけでは満足できなくなります。
高額なブランド物の洋服や宝石などを購入するようになり、毎月のクレジットカードの返済で借金を作ってしまうケースも珍しくはありません。
また、あなたの大切な家族や友人を巻き込んでしまう危険性もあります。
こちらのコラムでは、そのような買い物依存症を克服するために、原因や特徴に探り、克服方法をお伝えしていきたいと思います。
目次
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買い物依存症とは?

買い物依存症とは、「買いたい」という衝動的な欲求により、必要のないものの購入を繰り返してしまうプロセス依存の一種です。
買い物依存症の人は「買う」という行為によって、ストレスや寂しさを紛らわせようとする傾向があり、特に女性に多い依存症であることが特徴です。
買い物依存では、購買行動後に後悔してしまうことが多く、にもかかわらず、欲求が止められず、より強い刺激を求めて何度も購買行動を繰り返してしまいます。
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買い物依存症による4つの影響
では、買い物依存になると、実生活にどういった影響があるか見ていきましょう。
次の4つの影響について順番に解説します。
買い物依存症の影響1:借金ができる
買い物依存症の影響2:人間関係が悪くなる
買い物依存症の影響3:社会的信用が落ちる
買い物依存症の影響4:うつ病やその他の依存症を発症するリスクが大きくなる
買い物依存症の影響1:借金ができる
買い物依存による影響で一番大きなものと言えば、やはり借金を作ってしまうことでしょう。
前述のとおり、買い物依存症になると自分の意思では行動をコントロールすることが困難になり、ついつい購買行動を続けてしまいます。
さらに、依存症の特性として、購買行動を続けることで感じる快楽は徐々に弱くなっていきます。
そのため、さらに強い刺激を求めて、より高額なものを購入したり、購買頻度を増やしてしまうのです。
買い物依存症はプロセス依存の中でも、ギャンブル依存症と並んで経済的負担が大きい依存症です。
初めは自分の生活費を切り崩しながら、購買欲を満たしますが、貯金が底をつくと、購買行動を続けるために借金を作り始めます。
初めは、クレジットカード決済やキャッシング機能を使います。
上限額に達するとまた別のクレジットカードを作り、上限額まで使います。
それでも足りない場合は、銀行カードローンや消費者金融から借り入れしてしまうのです。
一度借金を作ってしまうと、借金に対するハードルが低くなり、どんどん借り入れを繰り返してしまいます。
そこに借り入れの金利もかさむわけなので、借金は雪だるま式に増えていくのです。
買い物依存症の影響2:人間関係が悪くなる
次に買い物依存の大きな影響と言えることは、人間関係の悪化ですね。
「買い物依存症の影響1」でお伝えしたように、買い物依存症は経済的負担のかなり大きな依存症です。
そのため、自分一人では生活を補えず、周囲からお金を借りてしまったり、誰かに借金の肩代わりをしてもらうケースが目立ちます。
お金を借りる時点で不信感が芽生えてしまうのも事実ですが、「もうこれっきりにするから」と誓っていてまた高価なものを買ってしまうことで、周囲の人を裏切ってしまうことも人間関係を悪化させてしまう大きな要因になります。
一度依存症になってしまうと、いくらやめたいという気持ちを持っていても自分ではなかなか行動を抑えることはできないのです。
買い物依存症の影響3:社会的信用が落ちる
これも買い物依存症の副作用である経済的な負担が大きく影響しています。
購買行動を維持するために、生活費をどんどん切り崩し、ついには借金をしてしまうようになると、様々なところからお金を借りるようになります。
特に、身内や友人とは違って、クレジットやローンの返済には明確な期限があり、返済を滞らせてしまうと、ブラックリストに載ってしまいます。
うまく債務整理できたとしてもその記録は残ってしまいます。
一度ブラックリストに載ると、少なくとも5年以上にわたって記録は残り続けます。
こうなってしまうと、うまく依存症を克服して生活を立て直せたとしても、不便な生活が続いてしまいます。
また、買い物依存を続けると、周囲から白い目で見られ、金融機関の信頼だけでなく身内や友人の信頼も同時に落とすことになります。
たとえ家族や友人であっても、買い物に依存していて金銭感覚に異常をきたしている人にお金を貸してあげたり関わりたいと思わないですよね。
一度失った信頼はなかなか取り戻せないというのは社会通念のようです。
買い物依存症の影響4:うつ病や無気力、その他の依存症を発症するリスクが大きくなる
人間が快楽を感じるとき、脳内ではドーパミンと呼ばれる快楽物質が分泌されます。
このドーパミンは人間の意欲や歓びに関係している物質で、本来は人間の活動を促進させるためのご褒美として大きな役割を担っているホルモン物質です。
しかしながら、何かに依存している状態だと、その依存行動をとったときにこのドーパミンが過剰に分泌されてしまいます。
そして、大量にドーパミンが分泌され過ぎると、今度は脳がドーパミンの受容体の数を減らします。
ついには、これがトリガーとなって、うつや無気力状態を引き起こすというわけです。
買い物依存の場合で説明すると、高い買い物をして極度な快楽を感じた後に、ドーパミンが過剰に分泌され、それに反応した脳がドーパミン受容体を減らすことによって、買い物後に意欲・関心の低下と大きな後悔を残してしまいます。
またさらに、買い物依存症だけに限った話ではなく、依存症全般に言えることですが、一度依存症になってしまうと脳は強烈に快楽や刺激について記憶します。
ゆえに、買い物依存症を克服できたとしても、またほかの対象に依存してしまうことがあるのです。
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どこからが買い物依存症か?好きと依存症の違い
でも、実際に自分が買い物依存なのかどうなのかわからないということも多いかと思います。
特に軽度な場合などは判断が難しいですよね。
そもそも、「依存」と「好き」の違い自体あまりはっきりとはわからないのではないでしょうか。
そこで、好きと依存症の違いを区別するために、一般的な購買行動が買い物依存に移行するプロセスを3つの段階に分けて説明したいと思います。
第1段階:一般的な購買行動
初めの段階は、必要なものを買うというごく当たり前な購買行動です。
この段階では、依存のリスクは全くありません。
第2段階:買い物を楽しむための購買行動
この段階では、買い物という行為自体を楽しんでいます。
買い物のために買い物をするイメージです。
「ウィンドウショッピング」などがこの段階に当てはまります。
特に今必要もないけど、商品を見ているだけでワクワクするし、いろんな服を試着したり、店員さんに褒められるのが楽しいのでついついいろいろな店を見て回ってしまう状態です。
第3段階:逃避的な購買行動
とうとう最後は、依存を表す「逃避的な買い物」をしている状態です。
現実で嫌なことがあったり、ストレスがたまってくると、現実から遠ざかろうとして買い物で快感を味わおうとします。
この段階に至ると、買いものが人生の目的であるであるかのような行動を繰り返すようになります。
そして、自分の意思では購買行動をなかなか止められないようになってしまっています。
買い物依存をチェック
では、実際にあなたは依存していないかチェックしてみましょう。
下記の質問すべてに「①まったくない②あまりない③ときどきある④頻繁にある」の4つのうちから一番自分に該当する回答を選んでください。
- 買い物に熱中し、他のことをしているときも頭から離れず、ついそのことを考えてしまう。
- 買い物に行かないと落ち着かなかったり、イライラしたり、怒りっぽくなったりする。
- 自由に使えるお金があると、初めに買い物に行こうと思い、それにお金を使おうとする。
- 買い物の後、罪悪感や後悔がある。
- 買って一度も使っていないものがたくさんある。
- 買い物をやめようと思っても、自分の意思ではやめられず、つい買い物に行ってしまう。
- 買い物に熱中するようになって、これまで好きだったことや趣味に関心がなくなった。
- 店員に褒められることで購買意欲が非常に高まる。
- 買い物にのめりこみすぎていて、生活や健康に問題が起きていると分かっているのに、続けてしまう。
- 買い物をすることで、家族や周囲の人に本当のことを言わないことがある。
- 嫌な気分から逃れようとしたり、紛らわせようとして、つい買い物をしてしまう。
- 買い物を優先する結果、家族や友人との関係をおろそかにしたり、勉学や仕事を怠ったりしたことがある。
【判定方法】
④に当てはまる場合のみ、その診断項目に該当します。
5項目以上④に該当する場合、買い物依存の疑いが強いと判定されます。
5項目以上該当しない場合でも、1項目でも④に該当した場合は、買い物依存予備軍です。
このまま放置すると、依存症のリスクがあります。
※こちらのチェックリストはDSM-5に記載されている他の依存症の診断基準をもとに作成したものです。
買い物依存の原因について
では、実際に買い物依存症の克服方法についてお伝えする前に、なぜ買い物依存症になってしまうのかについてお話ししたいと思います。
そもそも買い物依存症になる理由には内的要因と外的要因の2つが存在します。
この2つの視点から買い物依存症の原因を見ていきましょう。
内的要因
孤独感や寂しさ
買い物依存症になる人に多い原因が、孤独や寂しさです。
家族関係、交友関係、職場関係などがどれもあまりうまくいっていなかったり、いじめにあっていたりすると、心の隙間を埋めるために買い物という行為を通して隙間を埋めようとしてしまうのです。
これは他の依存症にも共通することが多い原因の一つです。
社会的報酬の渇望
これは承認欲求が満たされていない人に多いケースです。
社会的報酬とは、誰かに褒めてもらったり、尊敬してもらうことがその人にとって快楽になり、「報酬」になるということです。
自然科学研究機構生理学研究所が調査した研究では、実際に社会的報酬と金銭的報酬を受けたときどちらも同じ脳の部位が反応するということを明らかにしました。
つまり、お金をもらうことと同じくらい、他人から褒められることは大きな報酬となりえるのです。
特に買い物依存症の人では、普段の生活で他人に認められたいという承認欲求が満たされていない傾向があります。
そのため、店員さんにセンスや容姿を褒められると、ついついうれしくなって必要のないものを買ってしまうのです。
ADHD(注意欠陥多動性障害)が関係していることも
実はADHDの方も買い物依存症になるリスクが高いことが挙げられます。
ADHDの方に多く見られる依存症と関連する性質としては、「衝動性」「新奇性探求」「不注意」の3つがあります。
衝動性は、例えば、思ったことをすぐに口にしてしまったり、衝動買いをしてしまうような性質のことです。
衝動的な欲望をコントロールすることが困難なために、欲しいものがあるとついつい買ってしまうのです。
新奇性探求は、新しい強烈な刺激を求めようとする性質のことです。
この性質は、ADHDの代表的な症状である衝動性と多動性が結びついたもので、新しく刺激的なものを見つけるとすぐに飛びついてしまう性質があります。
ゆえに、快楽を感じるものを探し求め、見つけた途端にどっぷりとハマってしまうのです。
「不注意」は、うっかり失くしものをしてしまったり、時間管理が苦手であることです。
そのため、どれだけ自分が買い物にお金を使ったのか把握できなかったり、自分が購入したものを覚えていなかったりというような事態が起きてしまい、買い物依存症を引き寄せてしまうのです。
外的要因
オンラインショップ、フリマアプリの拡充
最近では、Amazonや楽天などが運営しているオンラインショップ、また消費者間で取引ができるフリマアプリが急成長していますよね。
これらのオンラインショップが急速に広がったことにより、わざわざ実店舗に足を運ぶ必要がなくなりました。
そのため、ますます手軽にショッピングを楽しめるようになったのです。
しかし、良いことばかりではありません。
先ほど、依存のプロセスを3段階に分けて説明しましたが、オンラインショッピングが可能になったことでこの3段階目の逃避的な買い物に移行しやすくなったのです。
つまり、ネット検索だと関連商品などが見やすい上に、いろいろな種類を一度に見ることができるため、必要なものを買う状態から「買い物という行為自体を楽しむ」状態になりやすいのです。
しかも雨の日でも、自宅近辺にないお店にでもすぐにアクセスできてしまうのです。
確実に依存する機会を与えてしまっている要因の一つと言えるでしょう。
クレジットカードの審査基準が甘い
買い物依存症になる外的要因の一つとして、クレジットの審査が甘いことが原因になっています。
クレジットカードの作成には、カード会社に個人情報や支払い能力を伝えて審査を通らなければ、発行してもらえないのが普通です。
しかし、その審査自体がとても甘いものなのです。
例えば、審査の際に年収を自己申告しなければならないのですが、基本的に給与明細や源泉徴収票の提出は求められません(キャッシング枠を大きくしている場合は除く)。
そのため、少し背伸びした金額を伝えても問題にならないのです。
さらに、専業主婦(年収103万円以下の主婦)の年収は夫婦合算になるので、簡単にカードの審査が通ってしまうのです。
手元に自由に使えるお金があれば、使いたくなるのが人間です。
クレジット決済とは手軽に作れる借金のようなものです。
自己管理能力に自信がない場合は、初めから持たないのが無難と言えるでしょう。
買い物依存症を完全に克服するための方法
こちらでは買い物依存症を克服するための具体的な取り組みについて紹介しています。
取り組み内容は以下の5つです。順を追って説明していきます。
- 買い物依存症の克服方法1:買い物依存症を自覚する
- 買い物依存症の克服方法2:買い物に代わる心のセーフティネットを作る
- 買い物依存症の克服方法3:買い物依存症の背景にある問題を見直す
- 買い物依存症の克服方法4:克服に向けて小さな成功体験を積み上げていく
- 買い物依存症の克服方法5:変化を誰かと共有し、変化した日々を習慣化させる
買い物依存症の克服方法1:買い物依存症を自覚する
まずは買い物依存症であることを自覚することが克服への第一歩です。
このコラムを読んでいる時点で、おそらく少なからず自覚があるのではないかと思います。
この時点で、依存症克服の脈はかなりありますので、安心してください。
もし、自分が依存しているのかわからないという場合には、このコラムに挙げている買い物依存チェックリストを利用してみてください。
買い物依存症の克服方法2:買い物に代わる心のセーフティネットを作る
買い物依存症の内的要因のところで述べているように、孤独や寂しさは心の隙間を埋めようとあなたを購買行動へと誘導します。
親からの愛情を十分に注いでもらえていなかったり、職場でいじめられていたり、恋人に裏切られて人間不信になってしまっていたりと、様々なケースがあるでしょう。
しかし、共通して言えることは、安心できる居場所、苦しい時の最後の砦となるセーフティーネットがないということです。
まずは、実生活で人間関係を築きましょう。
いつでも何でも相談できる人がいれば、そこがあなたにとっての居場所になります。
しかし、実生活で居場所がないことが原因で買い物に逃避してしまっていた方は、いきなり相談できる人を作れというのも難しいかもしれません。
そのような場合は、自助グループやカウンセラーを頼ってみてください。
買い物依存症の克服方法3:買い物依存症の背景にある問題を見直す
あなたはどうして買い物にのめりこむようになったのでしょうか?
あなたの背景にある問題は何ですか?
前述したように、買い物依存症は孤独や寂しさ、社会的報酬の不足など様々な問題が複雑に絡み合った結果として起きるものなのです。
それゆえに、まずは依存症の問題行動に目を向けるのではなく、その背景にある問題に焦点を当てることが克服のカギになります。
もしできるならば、自分がつらかったこと悲しかったことなどを紙に書き出してみることをおすすめします。
またはあなたの身近にいる誰か信頼できる人に思い切ってすべて吐き出してみましょう。
この作業は自分の過去のトラウマや居場所をなくした悲しい経験と向き合わなければならないために、とても大変です。
一人で頭の中を整理することはおすすめできません。
必ずだれか信頼できる人と一緒に行ってみましょう。
いなければ、自助グループの仲間やカウンセラーに話してみてください。
そして、しっかりと自分の過去を受け入れてあげるのです。
紙に書き出したり、誰かに話すことで思考の整理になるだけでなく、気持ちが楽になりますよ。
買い物依存症の克服方法4:克服に向けて小さな成功体験を積み上げていく
思考が変われば、少しずつ日々の行動に変化を与えられるようになります。
しかし、初めからいきなり大きな目標を掲げてはいけません。
初めは少しの努力で達成できる目標を掲げましょう。
なぜなら、掲げた目標を達成できないと「やっぱりだめだった」とあきらめてしまって、また買い物に逃避してしまう危険性があるからです。
初めの目標は、例えば、以下のようなものはいかがでしょうか?
- クレジットカードを1つずつ解約していく。
- 家計簿をつけてみる(アプリを使うととても簡単です)。
- 買い物リストを毎回作る。
- 貯金をする。
とにかく、依存行動を治すことに執着しすぎず、自分がこれだったら絶対に達成できるという目標を立ててください。
そして、実行に移してみてください。
買い物依存症の克服方法5:変化を誰かと共有し、変化した日々を習慣化させる
小さな成功体験を積むことができれば、だんだんと自信がついてくることでしょう。
心が前向きに変化している中で、変化していく自分の様子をぜひ誰かと共有してください。
この誰かはもちろんあなたが信頼できて、あなたのことをよく理解してくれている人です。
あなたと喜びを分かち合ってくれる人が最適です。
このような前向きな行動が継続して行われると、再び依存してしまうリスクはかなり抑えられます。
どうしても自分で克服できないと思った場合
買い物依存症は、買い物による快感を脳が記憶してしまっているために自分の力ではなかなか克服するのが難しいというのが現実です。
一番良いのは家族にサポートしてもらうことですが、家族関係がうまくいっていない場合もあるでしょう。
そんな時は心から信用できる友人に相談してみましょう。
もしそれも難しく、自分だけだとどうしても買い物をしたいという衝動を抑えられない、他に頼れる人がいないという場合は自助グループやカウンセラーを頼ってください。
きっとあなたの助けになってくれます。
自助グループは、同じ依存症で悩んだ人だけで構成されたミーティンググループです。
仲間とミーティングを通して、各々が自分の辛かった出来事や思いなどを話し聞き合います。
また、カウンセラーや心理士など専門的な知識を持つ人物を頼ることも非常に効果的です。
心理療法を用いて、再び買い物に逃避してしまわないように防いでくれます。
また、カウンセリングを通して、専門家を心のよりどころの1つとすることもできます。
いずれにせよ、絶対に一人きりで解決しようとしないでください。
依存症はあなた一人で克服できるほど平易な病ではないのです。
まとめ
いかがでしたか?
十分自分でも取り組めそうなことだと思っていただけたのであれば幸いです。
最後にもう一度だけ克服方法についておさらいしておきますね。
- 買い物依存症を自覚する
- 買い物に代わる心のセーフティネットを作る
- 買い物依存症の背景にある問題を見直す
- 克服に向けて小さな成功体験を積み上げていく
- 変化を誰かと共有し、変化した日々を習慣化させる
以上の5つです。
どうしても自分一人ではどうしようもできないというときは、一人で悩まないで自助グループやカウンセラーの力を頼ってみてください。
日々の思考の積み重ねがあなたの行動を変えてくれます。
一人で悩んで、また買い物を心のよりどころにしてしまわないように気を付けてくださいね!