マウスコンピューターさんのキャンペーンで好きな機種を無料で借りることができたのでm-Book T500SN1-SH2という機種を借りてみました。今回はこのm-Book T500SN1-SH2を使ってみての感想やレビューを書きたいと思います!
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1. m-Book Tシリーズの特徴

1.1 15.6型のハイエンドノートパソコン
m-Book Tシリーズはマウスコンピューター製のハイエンドノートパソコンです。CPUに第7世代のCore i7と、GPUにGeForce® GTX 1060を標準搭載しており、ゲーミングPCとして使うこともできます。マウスコンピューター内でもノートパソコンでありながら、VRや360度動画での用途に使える機種という位置づけのようです。このスペックに対して価格は13万円からと、ミドルクラスの価格帯で手にすることができます。
1.2 GeForce® GTX 1060を搭載している
15.6型のノートパソコンとなると、市場のハイエンド機であるDELLのXPS15と比較したくなってしまいます。XPS15と比較して目を引くのはGPUの差です。価格が数万円高いXPS15がGeForce® GTX 1050を搭載しているのに対して、TシリーズはGeForce® GTX 1060を搭載しています。マウスコンピューターが公表している3DMARK FireStrike ベンチマークスコアでは、Tシリーズのほうが1.7倍も描画能力が高いことになります。これは大きな差です。
1.3 テンキーがある
テンキーがついてます。地味な特徴ではありますが(笑)これは事務作業の用途でも1台で処理できるということで、万能さの1つでもあるといえます。ゲームも事務作業もこれ1台で完結します。
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2. m-Book Tシリーズを実際に触ってみる
2.1 借りた機種のスペック
借りたのはm-Book T500SN1-SH2です。特徴は記憶装置に256GBのSSDと1TBのHDDを搭載していること、そしてメモリが16GBに拡張されていることでしょうか。
OSはSSDにインストールされます。基本的にデータをHDDの方に保存しておけば気軽にOSを初期化することができますね。
2.2 外観はゲーミングPCみたい
キーボードの色が青みを帯びているのでゲーミングPCかと思ってしまいました。一応マウスコンピューターのホームページではゲームPCではなくノートPCのカテゴリーに属しています。
でも電源ボタンもゲーミングPCみたいです笑。
2.3 ちょっと大きいかなと感じました
第一印象として横縦幅ともに若干大きいかなと感じました。このサイズだからこそテンキーもつけることができたとも言えますね。
通勤カバンに入れてみようと思ったら入りませんでした。一般的なサイズだと思うのですが、Tシリーズを入れるには意識して大きめのカバンを用意する必要がありそうです。
2.4 キーボードは打ちやすく静穏性も高い
小型化したハイエンドノートパソコンはキーボードのタッチ性を犠牲にしている製品も多いですが、このTシリーズのキーボードは静穏性も高く悪くないです。最近のMacbookなんかはカタカタ音が響き渡ってうるさいですが、このTシリーズはかなり静かです。家のデスクトップPCの無線キーボードよりも静かですね。
2.5 スピーカーの音質もまずまず
家のデスクトップパソコンのスピーカーはiiyamaのディスプレイ搭載のものを使っているのですが、それより音質は良いです。BGMがYoutubeくらいなら内蔵スピーカーで問題ないでしょう。
3. m-Book Tシリーズのここが惜しい
3.1 BackspaceとNumlockを押し間違える
テンキーがあるのは長所ですが、同時に短所でもあります。テンキーあるためキーボード全体が左寄りになってしまうんですよね。ノートパソコンの中心は身体の中心に置いて使いますから、キーボードを打つときは若干右肩を前に出すことになってしまいます。気が緩むと右手が右側にズレてしまって文字を消すときにBackspaceではなくてNumlockを打ってしまいます…。
3.2 タッチパッドの滑りが悪い
ノートパソコンはMacbook Airを使っているので、そっちと比較してしまうのですが、タッチパッドの滑りが悪いです。このため、大きく画面をスクロールさせたり、広い領域や文章を選択するのが少し大変です。逆に言うと細かい操作はやりやすいということなので一長一短ではあるのですが。例えばペイントソフトで絵を描くのはこっちのほうがいいでしょうね。
4. m-Book Tシリーズの総評
4.1 パソコンを1台で安く抑えたい人にオススメ
スペックから事務作業から写真編集、ゲームまでこなすことができるオールラウンドな機種ですので、全てを1台で済ませてしまいたい人にはとてもオススメできる機種です。さらに予算が厳しい人には最有力候補になると思います。一方で、デスクトップとノートパソコンを両方持って、双方のメリットを最大限引き出すような使い方をしている人には若干中途半端な立ち位置かと思います。
