スイーツ界では様々な商品が日々生み出されています。
今まで味わったことのない食感のスイーツなどが話題にのぼることもたくさんありますね。
そんな中、ブラックタピオカなるものも登場してきています。
通常のタピオカなら、なんとなく想像できるでしょう。
しかしブラックタピオカとなると、知ってる人はぐっと減るであろうと思います。
このブラックタピオカというものはどういった原料で出来ているのでしょうか。
また冷凍保存などは可能なのでしょうか。
こういった疑問について、いくつかご紹介していきたいと思います。
今回はブラックタピオカについてご紹介します。
- ブラックタピオカの原料は2種類。デンプンとカラメル色素
- ブラックタピオカの冷凍保存は注意が必要
- 売ってる場所は輸入食品店や業務スーパー。無いならネット通販
- 簡単な戻し方法あり。ポイントは、前日に仕込むこと。
目次
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ブラックタピオカの原料は?
ブラックタピオカの原料はどういったものなのでしょうか。
通常のタピオカはそれなりに有名だと思いますが、ブラックタピオカはなかなか分からないですよね。
各メーカーによってブラックタピオカの細かな原材料は変わってきますが、基本的なブラックタピオカの原料は次の通りです。
- 加工デンプン
- カラメル色素
通常のタピオカであれば、加工でんぷんが主な原料となります。
ところが、ブラックタピオカではカラメル色素が追加されます。
これこそが通常のタピオカとブラックタピオカの原料の違いとなります。
カラメル色素というのはなんとなくイメージできるかもしれませんが、カラメルソースのような着色料のことです。コカコーラなどにもこのカラメル色素は使われています。
コカコーラは黒っぽい色をしていますよね。
あれはカラメル色素のおかげです。
そしてブラックタピオカも同様に黒っぽい色を出すために、カラメル色素が使われています。
なおブラックタピオカの原料は基本的にこの2種類となります。
後は、保存料やもちもち感を出すために、増粘剤が使われることもあります。
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ブラックタピオカの冷凍保存
さて、もし料理で使いきれなかったブラックタピオカを保存する場合はどうしたらいいのでしょうか。
冷凍保存してまたいつか使いたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
冷凍保存をすることは可能です。しかし、冷凍保存をする際には注意をしておかなくてはなりません。
それは冷凍保存によってブラックタピオカの本来の食感である“ぷにぷに感”は失われるということです。
冷凍保存をした場合、芯の部分が硬くなってしまうためです。
こうなると、冷凍で長期の保存ができるのはいいことなのですが、ブラックタピオカ本来の美味しさは失われてしまいます。それでも構わないのであれば、冷凍保存をしましょう。
容器にプルプルのブラックタピオカを入れ、冷凍庫に入れるだけです。
ぷるぷる感を損なわない保存方法
しかし、ぷるぷる感がほしいのであれば、冷凍ではなく冷蔵をしましょう。
冷凍保存ほど日持ちしませんが、その分、ぷるぷるの食感が失われることはありません。
冷蔵保存の方法は簡単であり、容器に水分などを入れ、そこにゴロゴロのタピオカを入れるだけです。
数日程度であれば問題なく使えますよ。
このようにブラックタピオカを保存する場合は基本的には冷蔵庫で保存するのがお勧めです。
冷凍保存ももちろんできなくありませんが、食感が失われてしまうということは覚えておきましょう。
ブラックタピオカを売ってる場所
ブラックタピオカを食べてみたいという気持ちのために近所のお店を回ることもあると思います。
では、ブラックタピオカを売っている場所はどこなのでしょうか。
実は、取扱店はそれほど多くありません。
タピオカはどちらかと言うと輸入食品のような扱いとなります。
したがって、お近くで輸入食品を扱っているお店があれば、まずそこに行ってみましょう。
もしかしたらブラックタピオカが見つかるかもしれません。
また、ブラックタピオカはどちらかと言うと自宅ではなく、お店が提供する食品という扱いとなります。
業務スーパーなどでブラックタピオカが見つかるかもしれませんね。
ということで、ブラックタピオカを売ってる場所を探すのであれば、まず輸入食品店や業務用食品を扱うスーパーに行ってみましょう。
ネット通販で購入するのも賢い選択
もし近所にそういったお店がない場合はネット通販を利用するのはいがいでしょう。
ネット通販であれば、様々な容量のブラックタピオカが売られています。
様々な量が取り揃えられており、1kgや3kgなどが販売中となっています。
ご自身の用途に合わせて適切な商品を選ぶと良いでしょう。
なおブラックタピオカには二つの商品タイプがあります。
一つは乾燥タイプで、もう一つは生タイプです。
おすすめは乾燥タイプですね。
乾燥タイプであれば、常温保存ができます。
また、乾燥タピオカというのは水を含む前の状態であり、水を含むとより質量が増します。
これは同じ1kgであっても生タピオカより乾燥タピオカのほうが最終的には多い量となる事を意味します。
保存がきいて最終的な分量もお得。
そう考えると、乾燥タピオカの方がおすすめですね。
ブラックタピオカの簡単な戻し方
ブラックタピオカをたくさん購入した場合、一つでも多く美味しくいただきたいものですよね。
かといって面倒な戻し方にはあまり魅力を感じないでしょう。
そんな時におすすめなのは、ブラックタピオカの簡単な戻し方です。
時間さえかければ、後は何もしなくてもいいと言えるほど簡単な戻し方ですので、ぜひ実践してみてください。
まず水分を入れた容器やタッパーにブラックタピオカを必要な部分だけ取り出して入れます。
そして一晩寝かせます。8時から9時間ほどの時間ですね。
ブラックタピオカを食べる前の晩に仕込んでおけば問題ありません。
寝る前、容器に水を入れてタピオカを投入し、そのまま放置しておくのです。
翌日、水分をたっぷり吸い込んだタピオカを、容器の水ごと鍋に入れます。
そしてその鍋を沸騰させます。
沸騰したら吹きこぼれないように10分ほど煮込みます。
あとは火を止めさらに10分ほど蒸らします。
これでタピオカの完成となります。
この方法ならタピオカを戻す時にありがちな芯の残る心配もありません。
そして、プニプニの食感で美味しくいただけますよ。
このように、前の日の段階でタピオカに水を吸わせて一晩寝かせるという方法であれば、時間をほとんど気にせずに、翌朝美味しく食べられますよ。
材料を一晩寝かせるという方法は高級レストランのフレンチトーストなどでもよく使われる手法です。
また乾物を戻す際にもよく使われる方法ですね。
ということでまとめると次のようにあります。
- 前の晩にブラックタピオカを水に入れておく
- 翌朝10分ほど煮込む
- 火を止めて10分置いて完成