酵素玄米を離乳食として使うには

酵素玄米は生活習慣病の予防になるという事から、健康を意識する人たちに大変人気があります。

 

そんな身体に良い事づくしの酵素玄米は、離乳食にして赤ちゃんに食べさせてあげることは出来るのでしょうか。

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消化吸収しやすい酵素玄米

酵素玄米を離乳食として使うには

普通の玄米は、消化吸収しにくい為に、赤ちゃんに向いているとは言えません。

また、フィチン酸やアブシジン酸といった、身体によくない成分も入っていますので、赤ちゃんに食べさせる際には、細心の注意を払う必要があります。

 

ですが、酵素玄米であれば、炊飯器で3日以上保温状態のまま寝かせる事で、消化吸収しやすくなります。

また、発酵をする事で、お米が柔らかくなり、赤ちゃんでも食べやすくなりますので、大変おすすめです。

月齢に応じて、すりこぎなどでこしてからあげると、更に食べやすくなりますのでおすすめですよ。

酵素玄米はほんのりと甘くて食べやすいので、白米よりも食べやすく、しかも栄養は抜群ですので、身体に良いことづくしですね。

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酵素玄米を作る時のポイント

酵素玄米を作る際には、赤ちゃんの為に細心の注意を払ってあげましょう。

特に大切なのが、浸水時間です。

 

通常の炊飯器で炊く場合には、お米と小豆を洗った後に、6時間程度浸水すれば問題ありませんが、赤ちゃんに食べさせる場合には、丸1日は浸水させておくことをおすすめ致します。

1日浸水させることで、玄米と小豆が発芽します。

発芽をする事で、フィチン酸やアブシジン酸の害を軽減させる事が出来るんです。

また、その他にも、たんぱく質の一部がアミノ酸に分解されますので、消化吸収しやすくなるというメリットが生まれます。

赤ちゃんに安心して酵素玄米を食べてもらうためにも、浸水時間は気を遣う様に心がけましょう。

何時から離乳食としてあげても良いか

赤ちゃんに離乳食として酵素玄米をあげる場合には、離乳食を始めてから3ヶ月程度経ってからチャレンジしてみましょう。

 

何故かと申しますと、離乳食を初めて直ぐに与えてしまいますと、腸内細菌叢が未熟な状態ですので、下痢をしてしまったり、大豆アレルギーを発症してしまう可能性があります。

ですので、離乳食を初めて、少し時間を空けてから与えたほうが安全なのです。

 

また、初めて酵素玄米を与える時は、耳かき一杯程度から始めるようにしましょう。

そして、1週間単位で少しずつ量を増やしていって、上限は体重10kgに対して3.5g程度を目安にしましょう。

酵素玄米は身体に良いものではありますが、赤ちゃんの身体の事を考えながら与えるようにして下さいね。

授乳中のママも積極的に酵素玄米を食べよう

赤ちゃんの離乳食としても最適な酵素玄米ですが、授乳中のママにも当然身体に良い事が沢山あります。

便秘解消や育児ストレスの軽減、貧血の防止にも役立ちます。

 

また、酵素玄米はビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので、毎日食べれば質の良い母乳を赤ちゃんにあげることが出来ますよね。

赤ちゃんと一緒に酵素玄米を食べて、母子ともに健康的な身体づくりをしちゃいましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

酵素玄米は授乳中のママだけでなく、赤ちゃんにも良い離乳食になるんです。

ですが、離乳食として与える場合には、必ず離乳食を初めてから、3ヶ月程度時間を空けてからチャレンジするようにしましょう。

酵素玄米は小豆を使いますので、離乳食を初めて間もない頃にあげてしまいますと、大豆アレルギーを発症してしまうリスクがあるんですよ。

母子ともに健康的な身体を作る為にも、是非積極的に酵素玄米を食べるようにしましょう。

また、作る際には細心の注意を払う様に心がけて下さいね。

赤ちゃんの為に時間は掛かりますが、浸水は1日以上置くようにして、玄米と小豆を発芽させてから炊くようにしましょう。