親との依存関係を断ち切るたった一つの方法とは?親依存について徹底解説!

あなたは親に依存せず、しっかりと自立できていますか?

自分で将来の進路・生き方を決めて、自分のお金で生活していますか?

もし親がいないと何も決められず、自分一人で生活できない状態であれば、あなたはかなり高い確率で親に依存している可能性があります。

実は、親依存は子供の「甘え」という言葉だけでは済まされないほど複雑な問題であり、親があなたに依存してくることによって形成されている場合が多いのです。

こちらのコラムでは、そんな親との依存関係を断ち切るために、親依存の原因と克服方法をセルフチェックと合わせて紹介しています。

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親依存とは?

親との依存関係を断ち切るたった一つの方法とは?親依存について徹底解説!

親依存とは親子の間に依存関係が生まれることによって、子供が親から自立できなくなってしまう関係依存の一種です。

普通であれば、子供は思春期になると親の干渉から離れて、精神的に自立するようになりますが、親が子供に過干渉であったり、過保護である場合に、共依存関係が生まれてしまいます。

このような状態が当たり前になってしまうと、子供は精神的にも、物理的にも、また経済的にも親から自立できず、親がいないと何もできなくなってしまいます。

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共依存とは子供と親の双方が依存し合っていること!?

親依存は決して子供が一方的に親に対して依存しているわけではありません。

親も子供に対して依存しています。

共依存状態とは、一方が相手に自分の世話をさせることによって支配的な立場に君臨し、もう一方が献身的に尽くすことによって存在価値を見出して満足してしまう相互の依存関係です。

例えば、アルコール依存症の夫が妻に貢がせ、時には暴言を吐いたり、暴力を振るったりしますが、妻はそんな夫の暴挙に耐えることで「自分は夫を支える良い妻だ」とその関係に価値を見出してしまうような関係です。

では、親子関係における共依存では一体どのようなことが起きているのでしょうか。

親子関係で子供が親に依存してしまう場合、幼少期から親が子供に干渉しすぎる「過干渉」や、甘やかし過ぎる「過保護」が背景にあることが多いです。

過干渉な親は子供に期待を寄せすぎて、子供の進路や就職先を決めたり、ついには付き合う恋人や交友関係にまで口を出してしまいます。

しかし、子供も親の期待に逆らえず、親の言いなり状態になり、明確な上下関係ができてしまうのです。

また、過保護な親の場合は、子供と親の上下関係が過干渉な場合とは逆で、親が子供の要望を何でも聞いてしまう為、ここにも依存関係が生まれてしまいます。

親が子供に依存してしまう心理

親が子供に干渉してしまう場合、親は子供のためと言いつつ、子供を通して自分の承認欲求や自尊欲求を満たそうとしているケースが非常に多いです。

しかし、残念ながらこれは逆効果です。

むしろ主体性がなく、自己肯定感が低い子供になってしまう可能性があります。

一方、過保護な親は子供に対して献身的に尽くすことで「子供の世話を一生懸命行う良い親」という価値を見出します。

そのため、子供のどんな要望も受け入れてしまうのです。

子供が親に依存してしまう心理

親が干渉する家庭で育った子供は、子親が干渉してくることを聞き入れ続けていると、自分の意見がなくなり主体性が失われていきます。

そのため、力関係がますます親に偏り、子供は何でも素直に受け入れてしまうほかなくなってしまうのです。

そして、子供は自分に意見がなく、受け身がちになるために、徐々に自分に自信がなくなってしまいます。

親が過保護な家庭で育った子供は、反対に親は何でも言うことを聞いてくれるし、困ったときは絶対にどうにかしてもらえると考えて、つい甘えてしまいます。

そのため親よりも強い立場で、様々な要望を聞き入れてもらおうとします。

親が子供に依存してしまうことによる子供への悪影響

過干渉や過保護といった親の曲がった愛を受けて育った子供は、恋人や友人に対しても共依存関係を築いてしまうことがしばしばあります。

つまり、親子関係を超えて、社会でも上下関係を作って、相手に依存してしまうのです。

恋愛における共依存の例で説明すると、駄目な彼氏の世話を通して存在価値を見出そうとするようになったり、彼女に暴力を振るって支配しようとするようになる可能性があります。

親依存セルフチェック

では、実際にあなたが親にどれくらい依存しているかをチェックしてみましょう。

過去1年間のご自身の状態及びあなたの親の状態を振り返って、それぞれ最も当てはまるものを下記の4つの中から回答してください。

①まったくない ②あまりない ③ときどきある ④頻繁にある

  1. 親の期待が頭から離れず、ついそのことを考えてしまう。
  2. 実家から出たことがないし、出ようとも思わない。
  3. 親の期待に応えられないと過度に不安になったり、落ちこんでしまう。
  4. 親がいないと、強い不安や寂しさが襲ってくる。
  5. お金が無くなっても、どうせ親からもらえばいいと考えている。
  6. 親の管理から抜け出そうと思っても、自分の意思では抜けられず、つい親の言うことに従ってしまう。
  7. 親に勧められた習い事や趣味しか関心がない。
  8. 親に進学先や就職先など人生の重要な選択を事細かに決められている。
  9. 周囲に親との関係について聞かれたとき、本当のことが言えない。
  10. 嫌なことから逃れようとして、つい親を頼ってしまう。
  11. 親のことを優先する結果、恋人や友人との関係をおろそかにしてしまったことがある。

【判定方法】

④に当てはまる場合のみ、その診断項目に該当します。

5項目以上④に該当する場合、スピリチュアル依存の疑いが強いと判定されます。

5項目以上該当しない場合でも、1項目でも④に該当した場合は、親依存予備軍です。

このまま放置すると、依存症のリスクがあります。

※こちらのチェックリストはDSM-5に記載されている他の依存症の診断基準をもとに作成したものです。

親との依存関係を断ち切るたった一つの方法

親との依存関係を断ち切るためには、これからお伝えする方法が一番効果的です。

それは、「思い切って自分の意思を伝え、親と距離をとること」です。

何だそんなことか、そんなこと言われなくてもわかっているという声が聞こえてきそうですが、やはりこれが一番効果的なんですね。

では、親が過干渉なために逆らえないケースと過保護なために甘えすぎてしまっているケースに分けて見ていきましょう。

親が過干渉なために逆らえないケース(あなたの立場が弱い)

親の干渉がひどいため、あなたの主体性がなくなってしまっているケースです。

あなたは自分が本当にやりたいこと、通いたい学校、就きたい仕事など自分の理想があるのではないでしょうか?

一度、親というフィルターを外して自分の心と会話してみてください。もしあるのであれば、その理想を親にぶつけてみてください。

あなたのことを思ってアドバイスをくれるのならば、あなたの意見を尊重して、どうすればその理想に近づけるかをきっと一緒に考えてくれることだと思います。

しかし、頭ごなしに否定されるのであれば、なぜそう思うのかをしっかりと聞くのです。

もし、あなたが親の意見を聞いても自分の思う道が正しいと思うのであれば、自分の意見を通してみてもいいのではないでしょうか。親に自分の意見をきっちりと伝えることが大切なのです

親が過保護なために甘えてしまっているケース(あなたの立場が強い)

次は過保護な環境に育ったためにあなたが甘えてしまっているケースです。

このケースでは、自分の意思で親と距離をとることが重要です。

このコラムを読んでくださっているということは、どこかこのままではいけないという焦燥感があるのかと思います。

依存の自覚があるというのは克服の上でとても重要になってきます。

もし自覚しているのなら、あとは決意して実際に行動に移すだけです。

親にお金をもらうことをやめて、今度は自分が仕送りをするくらいになりましょう。実家を出て一人で暮らし始めるのもいいです。

しかし、実家を出て自立するということは、何でも自分の責任でするということです。初めはとても大変だと思いますが、いつかは必ず自分の力で生きなければいけない時が来ます。

そうなった時に、一人でも生きていけるように、今から自分の意思でしっかり自立しておきましょう。

あなたが変われば、きっとあなたの周りも変わっていくことでしょう。

どうしても一人では解決できない場合

もし、どうしても自分一人では親との依存関係を断ち切ることができない。誰かに背中を押してほしい。そのように思うのであれば、カウンセラーを頼ってみてください。

専門的な知識をもって、あなたが自立するためにすべきことを一緒に考えてくれることでしょう。

そもそもこの問題は、あなたの親があなたに依存してしまっていたことに原因がある可能性もあります。

理想はあなたとあなたの親がぞれぞれカウンセリングを受けることです。

まとめ

いかがでしたか?

こちらのコラムを読んでみて思い当たる点がかなりあったのではないでしょうか。

ぜひ、あなたの自立のために役立てていただければと思います。

では、最後に大事な3点をもう一度だけおさらいしておきます。

  • 親依存の原因の多くは、過干渉や過保護な生育環境にある。
  • 親依存を克服しないまま成長すると、共依存体質になってしまう可能性がある。
  • 親との依存関係を断ち切るためには、思い切って自分の意思を伝え、親と距離をとること。

それでは、自立に向けて頑張ってください!