新生児の授乳、姿勢のコツは?深いくわえ方をさせるポイントも紹介!

新生児の授乳は、多いと1日10回以上も行うこともあります。かなりの時間を費やすことになるので、なるべくママにも赤ちゃんにも負担のないように効率よく行いたいものですね。よく言われているのは、「授乳には姿勢と赤ちゃんのくわえ方が大切」ということです。

 

そこで、今回は授乳が楽になる姿勢のコツと赤ちゃんが深くくわえるためのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。

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お互い楽になる授乳の姿勢とは?

新生児の授乳、姿勢のコツは?深いくわえ方をさせるポイントも紹介!

授乳する時に大事なのが、まず姿勢です。ママの姿勢も赤ちゃんの姿勢も大切ですよ。赤ちゃんが上手く母乳を吸えなかったり、ママが身体を痛める原因になってしまいます。

猫背にならない

赤ちゃんを抱っこし、さらに新生児は首がすわっていないので首周りを支えて授乳する必要がありますよね。そのためママはどうしても前傾姿勢になりがちです。しかし、背中を丸めて猫背になってしまうと肩、背中、首など身体全体に負担がかかります。

 

1日に何度も授乳するので、肩こりや腰痛を引き起こすのです。悩まされているママは相当多いのではないでしょうか。椅子やソファに浅く腰掛けて、背もたれにクッションを置いて寄りかかるイメージで背筋を伸ばすように心がけましょう。びしっと伸ばし過ぎる必要はありません。それはそれで背中が疲れてしまいます。

赤ちゃんの顔と身体は同じ方向を向ける

赤ちゃんの顔と身体は同じ向きになっていますか?別の方向を向いていると、深く乳頭をくわえることが出来ません。深くくわえられないと十分な量飲めませんし、不自然な姿勢なので赤ちゃんも疲れてしまいます。くわえ方の深さが不十分だと、乳頭が傷ついてかなり痛い思いをすることもあります。

時々授乳する方法を変える

授乳する時にいつも同じ姿勢をとっていては、身体が凝りやすくなる上に乳腺の飲みムラが出来て乳腺炎になる可能性もあります。乳腺炎の予防の意味も込めて、授乳する角度を時々変えてみましょう。横抱き授乳のことが多いと思いますが、縦抱き、フットボール抱きなども試してみて下さいね。

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深くくわえてもらうポイントは?

赤ちゃんが深く乳頭をくわえることが出来れば、短時間でしっかり母乳を飲むことが出来るのでママにとっても赤ちゃんにとっても理想的です。赤ちゃんに深くくわえさせるポイントを意識して授乳してみましょう。

乳輪までしっかりくわえさせる

赤ちゃんが口を大きく開けたタイミングで、乳輪までしっかりくわえさせます。乳頭が赤ちゃんの上あごの方になるよう、上に向かわせるイメージです。

 

大体乳頭から3cm~それ以上の深さでくわえさせましょう。赤ちゃんが吸うと、くわえている乳房組織にかかる圧力が急に変化してポンプのようになり、効率よく授乳出来ます。先の方しかくわえられないと、このポンプが上手く働かず十分な量が吸えないのです。そして、口の中で乳頭を引っ張る・擦るなどして傷つきやすくなってしまいます。

下あごが乳房に触れる深さで

赤ちゃんがくわえた時、下あごが乳房に触れるくらい深くくわえさせましょう。乳管がまっすぐになって、母乳が流れやすくなります。下あごが浮いた状態では乳管が曲がってしまい、せっかく流れてきた母乳が停滞して出なくなってしまいます。

まとめると、ママからしっかり顔が見える首の角度で下あごがおっぱいに触れるくらい深くくわえさせるのがいいということですね。

 

葉酸、もしかして取らずに授乳していませんか?


まとめ

新生児の授乳、効率よく行うためのコツ・ポイントをご紹介しました。ママと赤ちゃんの姿勢と、赤ちゃんのおっぱいのくわえ方によってかなり変わってくるようです。

 

最初はママも赤ちゃんも授乳に慣れていないので、上手くいかなくても当然のことです。何度も授乳するうちに、段々お互いコツがつかめてきますよ!楽しい授乳タイムになるように、ぜひポイントやコツを意識してみて下さいね。

 

ところで、授乳後の胸をしっかりケアできていますか?
もし何もしていないのであれば、卒乳後はだらしのない体型となってしまいます。
そうならないように、バストケアをおすすめします。