週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画「約束のネバーランド」。多くのキャラクターが登場しますが、その中でも特に魅力的なのはやはり「エマ」「レイ」「ノーマン」とフルスコア組の3人ですよね。
その3人ですが、名前の由来について気になる方も多いのではないでしょうか?
考察サイトなどで色々な憶測が出ていましたが今回公式HPにて名前の由来が発表されてのでこちらでまとめてみました。
メインキャラの名前の由来
今回名前の由来が出たのは公式サイトで行われている脳力試験(IQテスト)でフルスコア満点を獲った場合に見れる報酬の一つ、「特別書き下ろし 名前の由来」を参考にしています。
レイ
名前の由来の人物:レイ・チャールズ
言わずと知れた盲目の歌手、ピアニストで黒人さんですね。「イギリスの月間雑誌の選ぶ歴代の偉大な100人のシンガー」にも入っています。
作中のレイは盲目どころか五体満足で健康そのものですし、肌の色も全く違うため本当に名前だけ拝借したようです。
ノーマン
名前の由来の人物:ノーマン・ロックウェル
ノーマン・ロックウェルはアメリカの画家です。私は知りませんでしたがアメリカではかなり人気があるそう。
彼の作品は1つで17億以上の値が付いたことも!!
人種差別的な悪戯書きがなされトマトが投げつけられた壁の前を、連邦保安官に守られながら通学する幼い黒人少女の姿(公民権運動の一環として、白人の学校に通おうとする場面)を描いており、社会性の強い、激しい一面も見せた。
というエピソードも残っており、理不尽な差別など世の中の矛盾にも強い興味を持っていたことが分かります。
こちらも作中のノーマンと似通ったところは少ないですが、理不尽な世の中への関心というのは作中の「鬼に支配された世界」への挑戦に似ているかもしれませんね。
エマ
エマはなんとなく
という驚きの内容でした!
ただし、ただなんとなくでなく、「可愛くて」「カッコよくて」「フキダシを圧迫しないカナ表記」「2文字の名前」で真っ先に決めたとのこと。
はい、完全に作者都合ですね(笑)。ただエマという名前はスッと馴染むというか違和感のない名前ですし、フキダシのことまで考えて名前を考えるとは、漫画は奥が深いですね。
ちなみにレイとノーマンも男子2人は「ガッツリ英語名」の子一人と「無国籍・無性別な名前」の子一人にしようと考えたところ、その時ちょうど右手にレイチャールズのレコードが…そして左手にノーマンロックウェルの画集があったとのこと。
うーん、3人とも結構適当(笑)に決まったんですね。
番外編
トーマ⇒トマト
ラニオン⇒オニオン
がそれぞれ名前の由来になっているみたいですね。
いかがだったでしょうか?名前の由来が分かったことで、今まで以上にキャラクターへの愛着も沸いたのではないでしょうか。
今後の連載がより楽しくなることを祈っています。