猫の爪とぎ対策!壁の保護で行き着いた方法はコレでした

猫を飼っているお宅では爪とぎに悩まされているという方が多いと思いますが、皆さん、どんな対策をされてますか?

最近は猫付きマンションなどがあって、初めからひっかき傷にも対応した住居もあるようですね。我が家も全部猫仕様にリフォームしたいけど、費用もかかるしなかなかそうもいかないものですよね。

ずっと猫を多頭飼いしてますが、多い時は4匹に、プラス犬が1匹で、その頃はみんな若かった事もあり、家の中は本当にひどい有様だったんですよ~(゚ー゚;

猫にとっては健康のためにも爪とぎは大切なものですが、人にとっては家がボロボロになっていくことも、爪とぎ対策でお金がかかるのもストレス。

そんな中いろいろと試してみて、我が家で効果があった壁対策をご紹介したいと思います。お困りの方の参考になれば幸いです^^

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猫の爪とぎ対策!壁を保護するには?

猫の爪とぎ対策!壁の保護で行き着いた方法はコレでした

猫達を飼い始めて一番困ったのは、壁紙をボロボロにされていくことでした。でも家全部の対策をするのは大変です。まずは、

  • 猫の生活するスペースを決める
  • 爪とぎができない面を増やす

ことにして、少しずつ対策していきました。

以前飼っていたオス猫2匹は、レバー式ノブはジャンプして開けてしまうので、引っ掛け型の掛鍵を付けて、猫達の生活スペースからは出られないようにしました。

壁を保護しようといくつか試すうちに、爪とぎの習性で分かった事は・・・

  • 壁紙がはがれた所、傷付いた場所では何度も爪をとぐ
  • ツルツルした面では爪とぎをしない

なので、1回でも爪とぎをした所は早めに対処していきました。そのままにしていると更にやられます^^;

では、壁の爪とぎ対策で最終的にうまくいっている方法をご紹介しますね。

爪とぎ防止シート

壁の対策としては爪とぎ防止シートを貼る方が多いと思います。我が家もシートをたくさん貼ってあります。ただ、使ってみて失敗だったものも多かったんです。私が購入した中で一番使いやすく、効果があったのはコレでした。

 

防止シートは、爪とぎをされた所から貼っていけるし、裏紙にマス目があって、測らなくても切って使えるので便利でした♪高さも長さも種類が豊富なので、貼る場所によって選べます。20mのタイプもあり、1mあたり864円と、お値段が手ごろなのもいいです。

 

爪とぎ防止シートを選ぶ基準は?

私がシートを選ぶ時の基準は、この2つです。

  • 弱粘着タイプではがせるもの
  • 半透明

どうしても曲がって貼ってしまうときもあるので、一度はがしても貼りなおしできるものがいいですよ。完全に透明なシートもありますが、半透明の方が貼りなおしがきれいにできるように感じます。

 

爪とぎ防止シートで良い点は?

それから、爪とぎ防止シートでとても良いと思うのはこの2つ。

  • すぐ貼ることができる
  • 継ぎ足しができる

爪とぎシートなら、傷を見つけたらすぐに貼れます。一番いいのは、猫を迎える前に貼っておくことなのですが・・・。

最近やってきた子猫は、今まで貼っていなかった下の部分でも寝ながら爪とぎをするので、下の部分にも継ぎ足しています。近くでジッと見れば境目が分かりますが、半透明なので目立ちません。

子猫は爪とぎだけではなく、歯でも壁の角などをかじってシートを破るようになり、そういう箇所は二重に貼っています。

 

爪とぎ防止シートの注意点は?

とても便利な爪とぎ防止シートですが、注意したい点もあります。

  • 弱粘着タイプでも、はがすと壁の表面がはがれる
  • 空気が入ってシワになることも

はがせるタイプでもはがした部分には壁紙の表面がかなり付きます。

白い壁なら貼りなおしても、そうとはわかりません。

何回か貼るうちにコツが分かってきてうまく貼れるようになりますが、曲がったりシワができないようになるべく二人がかりで貼った方がいいですよ^^

 

腰壁にする

猫を飼い始めた時、対策の仕方がよく分からず、気付いたときには居間の壁の広範囲がボロボロでした。これじゃ、お客さんも呼べない・・と、腰壁にしました。もう10年以上前ですが、ホームセンターで材料を買って少しずつ作業をしました。

 

腰壁で良かった点は?

腰壁で、ボロボロだった壁が見違えるようにきれいになりました。他にも良かったと思う点は・・・

  • 爪とぎ防止シートよりも見栄えがいい
  • とても丈夫!

腰壁は、爪とぎ防止シートよりも丈夫だし、傷や汚れも完全に隠れます。腰壁では爪とぎは一切しないので本当に良かったです。

 

腰壁を選ぶときの注意点は?

仕上がりはきれいなのですが、ちょっと大変な面もあります。注意点は2つです。

  • 時間と手間がかかる
  • 爪とぎ防止シートよりは価格が高い

部屋によって壁の面積も違ってくると思いますが、我が家の場合、10帖ほどのリビングと洗面所、キッチンを、仕事がお休みの度に少しずつ作業し、半年ほどかかりました。

私がこの作業をした頃には商品の種類が少なくて、施工はボンドと釘を使いましたが、先日ホームセンターで見てみたら両面テープで簡単に施工できる腰壁セットが売っていました。巾木や額縁のモール、両面テープもセットになっています。

完成の大きさは、縦横89.5cmで、どれも1セット4000円位でしたが、ネットでも同じ商品がありました。こんな便利なセットがあったらもっと簡単にできたのにな~。

壁際に物を置く

家具や観葉植物など、壁際に物を置くと爪とぎを防ぐことができます。

これから爪とぎ防止シートを貼ろうと計画している場所に一時的に置いておいてもいいですよね。

でも、家具などは上に乗れる高さだと、また壁の上の方で爪とぎをされてしまうことがあるので気をつけてくださいね。

我が家では、このように爪とぎできる壁を少なくしていきました。

でも、爪とぎする場所が減れば猫はストレスが溜まるし、巻き爪になって肉球に爪が刺さることもあり、猫にとってよくありません!

なので、壁対策と同時に爪とぎグッズもいくつか用意しましょう~

 

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爪とぎを用意しよう!

今まで5匹の猫を飼っていますが、それぞれ爪とぎの回数も違うし、好みの爪とぎもあるんですよね。

いろんな爪とぎを買って試しましたが、猫達が気に入って使い、飼う側もストレスにならなかったものをご紹介します。

麻布の爪とぎ

初めはダンボールでできた爪とぎを使っていたのですが、とぎカスがたくさん出て掃除が大変でした!

そこで、麻布の爪とぎを数ヶ所に置いています。幅が広く、どの子も気に入って使っています。多少はゴミが出たり、外箱との間に抜け毛が溜まりますが、掃除機で吸えばキレイになり、何より長持ちします。

たまにはダンボール箱でストレス解消!

3匹のうち2匹はダンボールも大好きなので、ネット注文で届いた商品の空きダンボール箱などを時々置いてあげます。

とぎカスが散らかりますが、ボロボロになったら畳んで捨てるだけなので、猫のストレス解消のため時々なら我慢します^^

 

籐(ラタン)のボックス

子猫が気に入って使っています。古いものだし、壊れてもいいと思っていましたが、案外丈夫で、ごみも出ないのでそのまま爪とぎグッズとしても活躍しています。

 

キッチンマット

まだオス猫達が元気だった頃、キッチンマットを気に入って使っていました。爪とぎ用として買い、ボロボロになったら買い替えていました。

■爪とぎは、飽きないようにいくつか置くと、より壁への爪とぎが減るように感じます。

爪とぎ商品には「またたびの粉」が入っていることが多いので、時々ふりかけてあげると更にストレス解消になるようです。

 

試してみたけどダメだった対策

いろいろ試してはみたけど、効果がなかったものや使いづらくて続かなかったものです。あくまでうちの猫達には合わなかったものというだけなので、相性が良ければ効果はあると思います。参考にしてみてください^^

・スプレー

猫が嫌がる臭いをスプレーして爪とぎを防止するというもの。試したのがずいぶん前なので、今はもっといいものがあるのかもしれませんが、当時全く効き目がなかったです。

・キャットタワー

全く興味を示さない猫もいたことと、爪とぎ部分が汚れたりボロボロになり捨て、場所も取るのでリピートはしませんでした。

・ダンボールの爪とぎ

ごみが出てストレスになるので、今は麻布の爪とぎに変更。

・木の板でできた爪とぎ

どの猫も全く使わず、捨ててしまいました。うちの子達には合わなかったみたいです。

まとめ

我が家での爪とぎ対策をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

  • 爪とぎ防止シート
  • 腰壁
  • 物を置く

などで壁を保護しながら、猫が気に入る爪とぎを数ヶ所に置いています。

実家でも2匹、猫を飼っています。田舎の家はいつも開け放ってあり、いつでも自由に外へ遊びに行けるからか、家の中では全く爪とぎはしないんですよね。なので爪とぎには、爪磨き以上に、ストレス解消の意味が大きいのではないかなと思います。

室内飼の猫は特に、退屈しないような環境作りや、よく遊んであげる事も大切ですね(^-^*)

新入りの子猫がとても激しく走り回るので、今度はキャットウォークを取り付けようかと計画中です。

やっぱり私の生活に猫は欠かせない! 笑 これからも猫達と人間、お互いが居心地のいい家にしていけたらと思います。