人見知りを克服した4人の有名人たちの知られざるエピソードとは?

華やかなイメージのある芸能界。役者やアーティスト、お笑い芸人など、そのジャンルはさまざまですが、いつの時代も私たち一般市民とは違う世界にいる遠い存在であり、類稀なる才能の持ち主だけが活躍できる仕事です。

しかし、そんな彼らの中にも元々は人見知りに悩んでいたという人も少なくありません。一見、人見知りとは無縁にも思える芸能人達は、どのような過去を歩んできて、なぜ人見知りであるにも関わらず芸能界という特殊な世界で生きていくことを選んだのでしょうか。

今回は、人見知りを克服した4人の有名人達の知られざるエピソードをご紹介していきます。

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ヒロシ

2000年代前半に彗星のごとく現れたピン芸人「ヒロシ」。自虐ネタは彼の定番となり、独特の世界観とホストというインパクト抜群の風貌で一躍人気を集めました。

しかし、大ブレイクで時の人となり、充実した生活を送っていたと思いきや、実はその裏では彼の精神状態はボロボロだったといいます。

もともと極度の人見知りであったヒロシは、現場のスタッフや共演者とコミュニケーションを取ることが苦手でした。現場ではあからさまにスタッフがよそよそしく接してきて、「ヒロシは扱いづらい」というイメージが先行してしまいます。

さらに、ブレイクのきっかけとなった自虐ネタは彼自身が望んでいたものではなく、番組スタッフからの依頼で演じたネタでした。芸人として自らがやりたいネタをできない悶々とした日々が続き、最後には精神的にボロボロになってしまいテレビから姿を消すことになります。

基本的に自分に自信がなく、フリートークも苦手であったため一発屋と呼ばれるようになり、周囲の人間の彼を見る目も変わっていったといいます。

自虐ネタは彼のトレードマークともいえる存在になっていたため、新しいネタを考えても自分自身の現状を突きつけられているように感じ、ドン底の精神状態から抜け出すことができずにいたそうです。

そんなドン底の精神状態から抜け出すことができたのは、彼自身が芸人としてやりたいネタを披露できる場を作ったことでした。「ヒロシのお店」という自身のお店をオープンさせ、小さいながらも存分にネタを披露できる環境を作り、自分に自信を持たせるような環境を作ったことが大きな転機となったそうです。

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千秋

自由で奔放なイメージのあるタレント「千秋」。実は彼女も元々は人見知りだったのですが、再婚して子どもができたことをきっかけに人付き合いに変化が生じてきたといいます。

子どもができると幼稚園や小学校など、否が応でも他の子ども達の親と接しなければなりません。母親同士であれば「ママ友」というコミュニティもあるほど、その関わりは強いものになります。

人見知りの人の多くは他人に対して警戒心が強く、なかなか自分の心をさらけ出すことができず、結果として友達が少ない傾向にあります。それはある意味で人間として当然の本能の結果でもあるのですが、人間は一人では生きていけないのもまた事実。

千秋の場合、親しくするべき人を見極めることで「広く浅く」ではなく、「狭く深く」人と付き合っていくことができると述べています。

人見知りをしない人の人間関係は「広く浅く」というイメージが強いと思いますが、そのような付き合い方は大きなストレスにも繋がり、コミュニケーション自体が精神的な負担になりかねません。

そのような意味でも、付き合う人間を見極めるということは自分自身にとって決してマイナスになるものではないということが分かります。

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若林正恭(オードリー)

「人見知り芸人」の代表格でもあるオードリー 若林正恭。極度の人見知りとして知られる彼の逸話は多く、特に「ドリンクのラベルを読み込む」というセリフは多くの人見知りの共感を呼びました。

しかし、彼自身のコンプレックスでもある人見知りという性格をカミングアウトし、これほどまでに一般的に浸透してきたことによって人見知りが徐々に克服されつつあるといいます。

たしかに最近ではテレビのMCを務めていたり、ひな壇やトーク番組でも活躍する姿をよく見るようになってきました。

自らコンプレックスをカミングアウトすることによって、それが笑いに変わり大きな自信に繋がったともいえるのではないでしょうか。

人見知りという性格は日本人に多い傾向にあり、多少なりとも他人に対する恐怖心や緊張は誰しもが持ち合わせているものです。あえて自分から人見知りという弱みを見せることによって、相手の懐に入りやすいはずです。

タモリ

お笑いBIG3の一人であるタモリも人見知りで知られています。シュールでレベルの高いお笑いというイメージのあるタモリですが、その特異な芸風とは裏腹に空気を読む力は誰よりも優れているといえます。

相手のことを常に観察している人見知り。芸人に置き換えて考えてみると、視聴者や共演者は今どのような心境なのかを推し量り、それに対して次の一手を考えることを繰り返しています。

芸能界という世界は人を楽しませることが仕事です。自分が楽しむだけであれば人見知りという性格はマイナスになるのかもしれません。しかし、周囲の人間を楽しませるということを考えたとき、他人の目を常に気にして空気を読もうとする人見知りこそが芸能界で生き抜くうえでの最強のスキルといえるのかもしれません。

長きにわたって第一線で活躍し続けてきた姿を見ると、その芸風やスタイルは一貫していることが分かります。人見知りである自分の性格をしっかりと理解し、それを逆手にとって笑いに活かすことができたからこそ現在も多くのファンを魅了しているのかもしれません。

最後に

今回は人見知りを克服した有名人たちのエピソードをご紹介してきました。

悲観的になってドン底の人生を経験した人、長年人見知りに悩んできた人、人見知りそのものを武器として闘ってきた人など、それぞれ歩んできた人生は違います。

しかし、人見知りを克服するには「悲観的にならず、自分に自信を持つこと」が重要なのだということが分かっていただけるはずです。

人見知りは決して短所ではなく一つの個性なのだと認識し、自分を否定せず、これからの人生を前向きに生きるヒントとなっていただけると幸いです。

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