息子がパパになつかなくて、パパが育児参加を渋り気味…
そんな事で悩んでいる方いませんか?
休日も一人で育児をするのでは大変だし、
何よりこのままパパと息子の距離が離れていってしまうのは、とても心配です。
父親の育児参加は、「子供の社会的な適応力や知能を高める可能性がある」
と言われ、近年推奨される方向にあります。
何とか軌道修正して、パパに率先的に育児に参加してもらいたいものですね。
今回、息子がパパになつかない原因、パパの心理や対応についてまとめてみました。
目次
スポンサード リンク
息子がパパになつかない 考えられる原因は?
息子がパパになつかないのは、以下のような原因が考えられます。
- 接する時間が少ない
- 子供に慣れていない
- ママがパパの事を悪く言う
- 厳しすぎる
順に細かく見ていきます。
接する時間が少ない
毎日働いているパパが子供と接する時間が少なくなってしまうのは、仕方がない事です。
量より質と割り切って、休日の時間を大切にしましょう。
休日はパパに子供をお任せしてみましょう。
平日接する事のないパパとの時間は、子供にとって非日常です。
思い切り楽しませてあげましょう。
ここでママが少し気を付けたいのは、
パパに任せたらなるべく口を出さないようにしましょう。
命に係わるような事はもちろん別ですが、
例えば普段は「まだ早いから」と遊ばせていない遊具で遊んだり、
初めてアイスクリームを食べさせて下痢をさせたりするかもしれません。
口を出したくなりますが、せっかく頑張ったパパが否定された気持ちになってしまうのも嫌ですし、
普段しない挑戦や失敗も大切な経験です。
子供に慣れていない
まずはママも一緒に3人で遊びましょう。
あまり子供と接する機会のなかった男性は、
子供との遊び方もよくわからないものです。
「この絵本を読んであげて」
「今この遊びが好きだから、こういう風に一緒に遊んであげて」など、
具体的な指示をだしながら、一緒に遊んでもらって下さい。
最初は三人で遊んで、盛り上がってきたら、
「ちょっと家事があるから2人で遊んでいてね」と抜けてみるのも良いですね。
子供が小さいうちは難しくても、成長とともにキャッチボールなど
パパと遊べる事は増えていきます。長い目で見守りましょう。
ママがパパの事を悪く言う
パパと息子の関係を健全に保つためには、パパの悪口は絶対にNGです。
子供は親の気持ちに敏感です。
ママがパパをないがしろにすると、息子もパパを軽視するようになります。
パパと息子の仲が悪くなるだけではなく、息子の心が歪んで育ってしまいます。
逆にママとパパの仲が良い家庭は、子供と父親の関係も良いことが多いです。
とにかくパパが厳しすぎる
父親は男の子に厳しくなりがちです。
娘にはすごく甘いのに、息子に厳しいパパも多いですよね。
時には厳しくすることも必要ではあるけど、
子供がパパを怖がり、委縮してしまったら良くないですね。
どうしてパパは息子に厳しいのでしょうか?
次項で詳細に見ていきたいと思います。
スポンサード リンク
息子に対して厳しすぎるパパの心理とは?
父親はわりと「男の子だから強くなってほしい」という思いから、
息子に厳しめになる事が多いです。
「これぐらい出来ないとダメだ」、
「強くないと周りからいじめられる」、
「甘やかすとマザコンになる」
などよく聞きますね。
元々男性は本能的に強さを求めると言われます。
自分がそうであったように、子供にも「男性としての強さ」を求めるのでしょう。
それも大切な事で、子供は父親から「強さ」や「厳しさ」を見せてもらうことで、
「社会性」を育んでいきます。
厳しさも、子供が自立した大人になるのに必要な事なのです。
また、パパは厳しくしている自覚がない場合もあります。
普段ママは、子供のお友達と一緒に遊んだり、幼稚園の同級生を見ていたりと、
同い年のお子さんを見る機会が多いですよね。
自然に
「これくらいは出来るよね」、「これはまだ危ないな」、
「そろそろこんな事が出来そう」など考えていると思います。
しかし、パパは同年代の子供を見る機会が少なく、
自分の中のイメージだけで子供の出来る事を考えてしまいがちです。
すると、期待も相まって子供に過剰な要求をしてしまったりするのです。
もう少し息子に対して優しくしてほしい…と思うママがとるべき対応とは?
1番大切なのは、夫婦で育児についてたくさん話し合うことです。
その上で、改善策や妥協案を模索していきましょう。
ママからは、こんな提案をしてみるのはどうでしょう。
- 役割分担として、叱り役はママ、パパには叱られた息子をフォローする役を
お願いする - 同い年のお友達はどんな事が出来ているか、今子供が
どんな事に挑戦しているかを話す機会を作る - 育児書やインターネットの育児情報を一緒に見てもらう
まとめ
いかがでしょうか?
今回、息子がパパになつかない原因、パパの心理や対応についてまとめてみました。
息子がパパになつかないのは、息子と接する時間が少ない
パパが子供に慣れていない、ママがパパの事を悪く言うなどの原因が考えられます。
またパパの心理としては、
「男の子だから強くなってほしい」という思いから自然と息子に対して
厳しい態度をとることも多いです。
パパの心理もわかりますが、もう少し、息子に対して優しくしてほしいと
考えるのであれば、夫婦で育児についてたくさん話し合うことが必要です。
その上で、改善策や妥協案を模索していきましょう。