子育てにマイホーム!新築戸建を購入するには資金はいくら必要?

夫婦二人なら、賃貸アパートでも、
充分に、広々と暮らすことができます。
でも、子どもが生まれると、
いろんな物が増えていき、
二人目・三人目…と増えていくと、
当然のごとく、物も倍々で増えていきます。
これから子どもが成長し、
小学校へ入ると、勉強机の置き場も必要になり、
もっと大きくなると、自分の部屋が欲しいと言われたりします。
賃貸アパートでは、もう限界!
そこで真っ先に考えるのが「マイホーム」です。
できることなら、新築戸建て、
さらにワガママを言えば、注文住宅が欲しいものですよね。
今回、我が家では、
まさに今、新築戸建て注文住宅の計画が進んでいます。
契約前の段階で、目が飛び出るのを通り越して、
もう眠れない段階です(笑)
それもこれも、不勉強・無知すぎるためでした…
そんな私のような失敗をして、苦しまないために、
購入するためには、どれくらい資金が必要なのか?
について、我が家を例に、お伝えしたいと思います。
※あくまでも、我が家の場合についてお伝えしています。
建築予定の土地・ハウスメーカーなどによって、内容は異なりますので、ご理解ください

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ハウスメーカーの見積りを見てみましょう

今回、何度も出していただいた見積書の中から、
やっと購入可能なものを、出して頂いたため、
購入の決心をしました。
我が家が今回考えているのは、
・他人が所有している土地
・現在、その他人所有の土地に古家があり、住んでいる
・古家を解体し、更地にしてから渡してもらう
・土地の契約を行い、その後建物を建築
・土地建物の引き渡し
という流れになっています。
A.諸費用 890,640円
(内訳)
・土地契約印紙代  5,000円
・仲介手数料   440,640円
・建物契約印紙代  5,000円
・登記費用概算  400,000円
・固定資産税概算  40,000円
B.銀行融資費用 227,400円
(内訳)
・銀行保証料        0円
・火災保険料概算   180,000円
・金消契約印紙代   20,400円
・金融機関事務手数料 27,000円
C.土地代金 11,600,000円
D.建物代金 16,524,000円
E.総額 A+B+C+D = 29,242,040円
F.自己資金負担分 242,040円
G.借入融資額  E-F= 29,000,000円
新築戸建に関わらず、他の物件に引っ越しとなると、
この他に、カーテンや引越費用、
家具の購入なども必要になってきます。
ですが、この見積書で行くと、
F.自己資金負担分の242,040円の資金があれば、
とりあえずは、この物件の契約・購入が可能だと思いますよね?

見積書の「自己資金負担分」の資金があれば足りる?

上記の見積書の場合、
F.自己資金負担分の242,040円の資金さえあれば、
G.借入融資額の29,000,000円を全額借入でOK!
のように思えます。
ところで、銀行から住宅ローンを借入するとき、
借入金は、いつ振り込まれるのでしょうか?
一般的な銀行の住宅ローンでは、
購入した住宅を担保にして、融資が行われます。
そのためには、住宅の売買契約が完了し、
その住宅の所有者となってからでなければ、
融資が受けられません。
つまり、銀行から借りたお金が入ってくる、
融資実行がされるのは、住宅が建った後!
引き渡しの直前、といったところでしょうか。
契約から引き渡しまでの間、
費用が一切かからなければ、
この「自己資金負担分」の資金で充分なのですが、
そんなわけがありません…

どれくらいの資金が必要?

では、銀行からの借入金が入金する、引き渡しまでの間、
どのくらいの費用が発生するのでしょうか?

<契約時>

・土地契約手付金   土地代金の10%
・建物請負契約手付金 建物代金の5~10%
上記が、だいたいの相場と言われていますが、
何せ我が家にはお金がない…というのは、
ハウスメーカーさんでも承知のことなので、
逆に私たちに「お任せします」と言われてしまいました。
参考にお聞きしたところ、
大体、各300,000~500,000円だそうです。
つまり、土地契約手付金で300,000円、
建物請負契約手付金で300,000円、
合計 600,000円となります。

<土地の名義が変わるための登記費用>

正しい登記の名称がわからないのですが、
購入予定の土地の所有者を、
現所有者から、自分に変更するための登記費用が発生します。
上記見積書では、土地・建物を合わせた登記費用なのですが、
土地のみだと、大体210,000円となります。

<地鎮祭>

工事が無事に終わるように、と建設前に行う儀式です。
我が家の場合は、親族のみの参列で、
テント・祭壇などはハウスメーカーで用意してくれるため、
神主さんへの玉串料のみで、35,000円と言われています。

<建築業者へ食事代>

家を建ててくれている、建設業者の方へ、
建築期間中の食事代としてお渡しします。
特に、必要な費用ではありませんが、
気持ちとしてお渡しすることで、
「良い家」を建ててくださいます。
相場としては、
棟梁へ30,000円、その他の方へ各10,000円。
棟梁を含め、3名で作業しているとすると、
30,000円+(10,000円×2)= 50,000円ですね。
さて、ここまでの費用をすべて足すと
契約時     600,000円
土地の登記費用 210,000円
地鎮祭      35,000円
建築業者食事代  50,000円
合計      895,000円
見積書の「自己資金負担分」って、いくらでしたっけ?
もう、そんなのどうでもいいわ!って感じになってきますよね…

さいごに

しかし、実際に新築戸建を購入して、普通の生活を送るためには、
この他に、引越費用やカーテン・家具・家電の購入も必要になってきます。
ですが、
引き渡しの直前に、銀行からの借入金が入金になるので、
引越費用等は、住宅ローンに組み込むことが可能のようです。
最終的に出た、
新築戸建の、注文住宅を購入する際に必要な金額は、
あくまでも、我が家の場合の必要最低限の金額です。
購入後には、固定資産税や不動産取得税なども発生します。
私のように、勉強不足の状態で
「わーい!夢のマイホームだ~ヾ(*´∀`*)ノ」
なんて言ってると、夢ではなく、地獄になりますよ…
人生で一番大きなお買い物である、マイホーム。
せっかくなら、笑顔で引き渡しの時を迎えたいものですね。
今回の記事が、たくさんのママさんを笑顔にできると嬉しいです^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます。