干し柿の栄養と効果!ねっとり甘みのすごい果物

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田舎の軒先にたくさんの干し柿が吊るされている風景・・柿の収穫の季節を過ぎるとテレビに映ったりしますが、なんだか郷愁を感じさせますよね。

干し柿と言えば、甘いものがあまりなかったころの子供のおやつ、というイメージがありますが、そのまま食べるのはもちろん、お料理の材料としても使えます。

そんな干し柿ですが、ただおいしいだけではなく、実は栄養豊富なうえ素晴らしい効果があるんです!今回は、干し柿の栄養と効果効能について、また干し柿の栄養を効果的に摂る食べ方もご紹介します。

干し柿の栄養

干し柿の栄養と効果!医者も青くなるそのパワーとは!?

干し柿などのドライフルーツは、干すことによって果物の水分がなくなり、成分がギュッと凝縮されるので、生の果物よりも栄養が豊富です。

干し柿の主成分は炭水化物なのですが、生柿は「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養豊富な果物。その柿の栄養を凝縮させているのですから、栄養満点で体にいい食べ物といえますね!

では、干し柿にはどんな栄養成分があるのかを見ていきましょう。

以下に出てくる成分の量は、干し柿100gあたりの量です。大きさも柿の種類によっていろいろですが、だいたい1個30g~50g程度なので、100gだと2、3個位と考えてください。

 

タンニン

干し柿は渋柿から作られますよね。この渋柿の渋みがポリフェノールの一種、タンニンです。渋柿を干すと甘くなるなんて不思議ですよね。先人の知恵って、スゴイです^^

なぜ甘くなるのかというと、タンニンは水溶性なため唾液で溶けて渋く感じるのですが、干し柿にすると水分が抜けて不溶性となります。唾液に溶け出さなくなるので甘く感じる、というわけです。

タンニンに必要量は定められてはいないのですが、鉄分の吸収を抑える作用があるため、貧血の方は摂りすぎに注意が必要です。

 

βカロチン

生柿に豊富なビタミンCは、残念ながら干すことで壊れてしまい、2mgにまでに減りますが、その代わりβカロチンがグンと増えます。

βカロチンは緑黄色野菜などに多くある赤橙色色素の一つ。

干し柿になるとあのオレンジ色がとても濃くなり、βカロチンの量は1400μgと、生柿の3倍もの量に増え、これは果物の中ではトップクラスです!

 

ミネラル

ミネラルも干すことで凝縮されるので豊富に含まれます。

ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガンなどがありますが、特に多いのは、カリウム 670mg、マンガン1.48mgです。

 

食物繊維

干し柿は甘みが強く、まるで和菓子のようなおいしさですが、あのねっとりとした食感は食物繊維がたくさん含まれているからなんです。干し柿2,3個には14.0gもの食物繊維が含まれています。

干し柿に含まれる栄養成分の量で、特に多いものをあげてみましたが、これらの栄養成分が成人女性の一日に必要とされる量は・・・

  • βカロチン:3600μg
  • カリウム:2000mg
  • マンガン:3.5mg
  • 食物繊維:17g以上

とされていますので、干し柿2,3個ほどのおやつで一日の必要量の、食物繊維は8割程も、βカロチン・カリウム・マンガンは3~4割程度を補うことができるんです。

干し柿は平安時代中期からあったそうですが、今のように嗜好品としてだけではなく、健康を保つための栄養源として重宝されていたのかもしれませんね。

ただ、注意したいのは100gで270kcalと意外とカロリーが高いということ。干し柿好きな私はとても一日に2、3個では止められないですが、いくら栄養満点でヘルシーな食べ物といっても、食べ過ぎには注意しましょう^^;

※参考文献:五訂日本食品標準成分表

 

干し柿の栄養にはどんな効果が?

干し柿は主に炭水化物で、甘みは生の時の4倍。疲れたときの手軽な栄養補給にもなりますね。よく生の柿は体を冷やすといわれますが、干し柿は体を温める効果があり胃腸も丈夫にしてくれるんです。

それでは先ほど取り上げた栄養にはどんな効果効能があるか、見てみましょう。

 

タンニンの効果

タンニンにはポリフェノールの一種で抗酸化効果があります。

病気の原因となるしてくれるので、動脈効果やガンなど生活習慣病の改善や予防効果が期待できます。

抗酸化といえば老化を防ぐことで知られますが、女性には特に嬉しい効果です。おいしい干し柿でアンチエイジング効果も期待できるなんて、毎日食べたいですね^^

美容的な効果でいえば、タンニンには毛穴を引き締める収れん効果や美白効果もあり、タンニン含有の化粧品もあるんですよ。

 

βカロチンの効果

βカロチンにも強い抗酸化力があります。βカロチンは体内で必要な量だけビタミンAに変換され、干し柿には生柿の2倍近く含まれます。

ビタミンAの効能には、肌や目の健康を保つ作用があり、肌の乾燥・シミ・シワ改善の美肌効果やドライアイ・目の疲れにも効果があります。

粘膜を強くするので、免疫力アップも期待でき、風邪などをひきにくくする効果だけでなく、ガン予防にも繋がります。

 

カリウム・マンガンの効果

カリウムはむくみの解消や塩分を排出してくれるので高血圧の予防に効果があります。私もそうなのですが、むくみで困っている女性ってとても多いですから、大注目の効果ですよね♪

また、カリウムは飲酒でも排出されやすくなるので、カリウムの補給は二日酔いの予防にもなります。

マンガンにも抗酸化効果がある他、骨や皮膚などの組成や健康維持に欠かせません。骨粗しょう症や肌荒れ予防のためにも積極的に摂りたいミネラルですね。

 

食物繊維の効果

干し柿には水溶性食物繊維、ペクチンがとっても豊富です。食物繊維といえば便秘改善ですね。

お通じの改善に効果的な干し柿の食べ方については後ほどご紹介します!

 

風邪症状の緩和

その他、干し柿は漢方薬としても使われるほどの効果があるんです。

柿の表面についているあの白い粉は果糖やブドウ糖の結晶。粘膜の保護作用があるので咳を和らげたり、たんを取り除く効果があります。

カロリーが高めなので、風邪で食欲がないときに食べると栄養も摂れて回復も早くなりますね。

 

効果的な干し柿の食べ方

そのまま食べても十分おいしい干し柿ですが、より健康・美容効果をアップさせる食べ方をご紹介します!

干し柿入り紅白なます

知人から教わり作ってみたら、おいしくて家族にも大好評。おせち料理の定番メニューになりました。

作り方は、千切りにした人参、大根、干し柿を甘酢で和えるだけ。翌日、味がなじんでトロッとした干し柿は絶品です♪

干し柿にはビタミンCが少ないのですが、大根のビタミンCが補い、干し柿と人参のβカロチンも十分に摂ることで免疫力アップ!寒い季節の風邪予防になります。

 

干し柿とクリームチーズのおつまみ

アルコールを摂るとカリウムが排出されますが、干し柿をおつまみにすれば二日酔い防止に。干し柿は意外とクリームチーズとも相性が良いので、白ワインなどお酒のおつまみにも合うんですよ。

作り方は、常温に戻したクリームチーズに、刻んだ干し柿を和えるだけ。砕いたナッツを加えても食感が楽しくておいしいです。なます同様、翌日の方が味がなじみます。

 

干し柿入りヨーグルト

乳酸菌など腸内細菌の働きが注目されていますが、乳酸菌等の善玉菌にはエサとなる食物繊維とオリゴ糖が不可欠です。

乳酸菌といえばヨーグルト。そこに食物繊維たっぷりの干し柿を刻んで入れ、きなこをふりかけます。きなこもまた食物繊維豊富なうえ、大豆オリゴ糖が入っているので便秘の改善にぴったりな組み合わせです。

手作り干し柿に挑戦しよう!

これほど健康や美容に効果のある干し柿ですが、スーパーなんかで買うと結構高いんですよね。日常的に食べるのには、やっぱり作るのが一番です!

と言うことで、最後に簡単に干し柿の作り方を知っておきましょう。とっても簡単です^^

毎年、ご近所から渋柿をわけてもらっている友人がいますが、通販や道の駅などでも買えますよ。

簡単な干し柿の作り方

  1. 渋柿をざっと洗い、枝やヘタを残し皮をむく。
  2. 枝にひもを巻きつける。(ビニールひもでOK)
  3. カビ防止のため、柿をひもごと熱湯にくぐらせる。
  4. 雨が当たらず、風通し・日当たりのいい場所に干す。
  5. 2週間程度で出来上がるが、途中揉むと甘くなる。

<素人による素人のための、干し柿の作り方>

まとめ

いかがでしたか?干し柿は、柿の栄養が凝縮された優れたドライフルーツですね。

干し柿の栄養には、

タンニン、βカロチン、マンガン・カリウムなどのミネラル、食物繊維

などが豊富で、その効果には、

抗酸化作用・免疫力アップ、むくみ改善、風邪症状の緩和、便秘の改善

などがあります。

ちょっとカロリーが高めなので食べすぎには注意ですが、成分はすべて自然の甘味。上手に食べて、身体を冷やしがちな季節をヘルシーに過ごしたいものですね^^

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