仕事となると、ただ勉強しているだけではダメで、実践に活かせるかどうかが重要です。
実際に手を動かしていくうちに仕事は覚えていきますが、
その習得までの“プロセス”に目を向ける方は少ないのではないでしょうか?
何かを習得する時、どうやって使えるようになるのか?
今回はそのプロセスを明確化したいと思います!
そのプロセスが解れば、趣味や勉強に活かせますので、
特に今まで気にしなかった方は、ぜひ見てみてください!
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今までの習得の流れは?
何かを教えてもらった時、「とりあえずやってみて!」と
言われたことはないでしょうか?
私はありますし、そう後輩に言ったこともあります。
そう言ってしまうのは、やっぱり感覚的に「実際にやってみた方が分かり易い!」と感じるからです。
でも、なぜそう感じるかは深くは考えませんでした。
ちなみに私が考える習得までの流れは大体こんな感じです。
- 簡単な説明を受ける
- 実際にやってみたり、動かしてみる
- 使ううちに分からないところは調べたり、聞いたりする
- ほとんどのことが分かるようになり、人に教えられる
どうでしょうか?
私はほとんどこの流れで仕事を覚えている気がします。
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なぜ、やってみた方が感覚的に”良い”と感じるのか?
さて、冒頭で“感覚的に「実際にやってみた方が分かり易い!」と感じる”と
言いましたがそれはなぜでしょうか?
結論から言うと…
“体験した後の方がイメージがつき易いから”です。
実際に体験することで、そのあとの説明がイメージし易くなります。
イメージができると、自分の中で内容を整理し易く、理解が進みます。
知る → やってみる → 知る → やってみる→ 知る → etc…
の、連鎖でできるようになっていくのです。
できることが増えると、始めは何を言っているかわからないような難しいことでも
何となく理解できてきます。
赤ちゃんが言語を学ぶ方法と似ていますね。
この方法の特に良いところは、
“できるようになる”ことで達成感が得られ、自信につながる、
ということです。
なので、自分からもっとやりたい!と思い、モチベーションが維持できます。
習得のプロセスをスキルアップに活かそう!
プロセスがわかったところで、
自分のスキルを伸ばす、または増やすため、活用しましょう!
このプロセスを何にでも使えますが、
例えば”英語”などは以下のようなプロセスで習得できるはずです。
- 簡単な文法と単語を見たり聞いたりして覚える(知る)
- それを使って、身の回りのものを表現してみる(体験する)
- 徐々に難易度を上げで難しい表現を試みる(繰り返し)
- 表現できる幅が広がって、会話としても使えるようになる!(習得)
私はこの方法で、プログラム言語のVBAを習得しました。
まずは簡単なプログラムを組んで徐々に難しい関数や文法を使い、
今では、アルゴリズムを考えるのが好きになりました。
「苦手だなぁ」と思う分野のほとんどは“できない”ことが原因です。
できるようになれば、きっと自身ややる気に繋がり、会社の評価も良くなることでしょう。
まずは簡単なことから理解して、実際に手を動かしてみてください!!