今日は転職市場の記事のご紹介から。
■転職サービス「DODA(デューダ)」2017年7月 転職求人倍率 2.31倍(前月比-0.12ポイント)
http://www.sankei.com/economy/news/170807/prl1708070140-n1.html
求人数は前月比+1.2%、前年同月比+21.0%となり、32カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。
転職希望者数は前月比+6.1%、前年同月比+31.6%とのこと。
「新卒採用の山場を越える7月からの第2四半期は、中途採用に力を入れる企業が多く、新しいポジションの追加も相次いだため、7月の求人数は増加」したのだそうです。
夏場は転職市場が落ち着いてるイメージだったのですが、そうでもなくなっているんですかね。
私のこれまでの転職経験や人から聞いた話をもとにすると、転職市場の1年の動きはこんな感じです。
(あくまで事務職で転職してきた私調べですのでご参考まで。
スポンサード リンク
転職におすすめの時期
1月:年明けは動きが少ないが、月後半から徐々に求人が出始める。
2月:3月退職者の補填のため市場活発化、1年で一番求人数あるイメージ。
3月:決算や新卒入社の準備のため求人が減る。
4月:月後半から入社後すぐ辞めてしまった人の補填が始まる。派遣の求人が多いイメージ。
5月:6月退職者の補填のため月後半から求人数が増える。
6月:6月退職者の補填のため市場活発化。
7月:比較的落ち着いている時期。
8月:夏休みなどの関係で求人は少ない。お盆明けから徐々に動き出す。
9月:9月退職者の補填のため市場が少し活発に。
10月:比較的落ち着いている時期。
11月:12月退職者の補填のため求人が多いイメージ。
12月:年末で忙しいため、月後半は求人も少なく、選考も進まない。
日本は3月決算の企業が多いので、上半期下半期の区切りと、ボーナスのタイミング(6月・12月)を軸に市場が動いています。
求人が出回りやすいという観点で考えると、一番おすすめな時期は1・2月です。
次点で5月、11月、その次が9月という感じです。
スポンサード リンク
上記はあくまで傾向であり、縛られることはない
ただ、転職が当たり前の世の中になって、こうした時期に縛られることも少なくなっていくのかなと思っています。
中途採用は新卒採用の時期に影響される部分もあり、最近では新卒に通年採用が導入され始めているので、これが転職市場にも変化をもたらすでしょう。
これからのキャリア形成には、転職市場自体の変化をキャッチアップしていくことも必要な要素となりそうですね。